池田 光
5月 3, 2013

同じ船に乗る

いざチームでプロジェクトをはじめてみても、

うまくいかない時がある。

 

手遅れにならないように、どうしたら良いかを考えていこう。

 

まず、

プロジェクト開始時に、答えづらい気まづい質問を投げかけてみよう。

 

最終的には解決しなくてはいけない重要な問題である場合に、

その問題には他の問題が隠れているかもしれない。

 

それを期限ギリギリになって気付いてももう手遅れになってしまう。

 

みんなで同じ時間を共有し、気まづい質問をしてみよう。

 

それは必ず解決しなければいけない問題であればあるほど、

チームのためになる。

 

 

 1.自分たちがなぜ一緒に組んでいるのか

 2.1分以内にPRするとしたら、何を伝えるか

 3.象徴するデザインを作成する

 4.やらないことをリスト化する

 5.プロジェクトに携わる人を全員調べる

 6.方向性の認識のずれを防ぐために、解決方法をまとめておく

 7.プロジェクトにとっての大災害が起きたときの対策を考えておく

 8.いつまでに完了させるか

 9.あきらめられる要素を考える(時間、予算、品質、実行範囲)

 10.どの要素がどれだけ必要なのかを考える

 

 

 

ここにあげた10個の事柄は答えられるようにしておきたい。

 

 

ここの意識共有がしっかりとできていれば、

個々に活動する機会が増えても、大まかな方向性は

あっているので、修正できるくらいのズレとなるだろう。

 

 

 

ship

池田 光
5月 2, 2013

職能別チーム

お客さんの要望に最初から最後までしっかりと応えられること。

 

幅広い作業をこなせるマネージャがいたり、

 

テストと要求分析をこなせるテスター兼アナリストがいたり、

 

フロントエンドもバックエンドも詳しいプログラマがいたり、

 

 

何でもできるメンバーが集まっていると、

最後までしっかりと要望に応えていくこともできるだろう。

 

 

 

本当のピンチには、本当のスペシャリストが必要になってくる。

 

 

 

大抵の場合には、本当のピンチは訪れずに、

既存のメンバーでなんとかなることが多い。

 

 

 

そんなピンチが訪れて、どうしようもなくなってしまったときには、

スペシャリストを呼ぼう。

 

 

 

 

チーズはどこへ消えた?】について。

 

大きなチーズの塊を発見したネズミ達は、

そのチーズのおかげで快適な暮らしを送っていた。

 

ところがある日、誰かがチーズをどこかへやってしまった。

 

すると、ネズミ達はどうしてよいかわからず途方に暮れてしまった。

 

というお話。

 

 

多くの要求に応えていくうちに、

自分のチーズはどこにいった?

 

 

と思う人もいるだろう。

 

困惑する人もいるが、そんな人達が新しいチーズを見つけるための

手伝いをして、フォローしてあげよう。

 

 

どんな風にあなたのチーズが変わるのかを教えてあげよう。

 

 

 

チーズ=役割として考える。

 

 

 

はじめはそんなに難しく考える必要はない。

 

 

顧客がいて、我々チームがいる。

 

 

顧客は、何を実現してほしいかを決める

 

我々は、どうやって実現するかを決める

 

 

たったこれだけだ。

 

特に難しいことはない。

 

 

メンバーの中で役割はあるかもしれないが、

誰が何をするかは関係ない。

 

 

気にすることは、

チームの誰かによってちゃんとその役割がこなされているか。

 

 

それだけ。

 

 

お客さんが行う順番を以下に示す。

これに沿って、チームは実現することを行っていく。

 

 

 1.何を実現するかを決める

 

 2.優先順位をつける

 

 3.実行範囲について厳しく決断する

 

 

 

いつまでにやるのか、間に合わないならこれは

必要ないからやらないなど、

 

 

厳しい判断をするのだ。

 

 

何でも全て行いたいという非常にわがままなお客さんも

いると思うが、現状で不可能なことは

 

何かを変えないと実現されない。

 

 

これはあらゆることにあてはまる。

 

 

作業量が増えるのであれば、時間を増やす必要がある。

 

残業時間だけでは限界があるから、

人を新たに追加して、対応してみる。

 

 

それにはお金がかかる。

 

 

そのお金はどこからでてくる?

 

 

実行範囲をしっかりときめて、やるやらないを決めるのは

非常に重要なことなんだ。

 

 

なんでもやりたいのはわかっている。

 

 

それって本当に必要なの?

 

 

もう一度考えてほしい。

 

 

何を実現しないかを我々は決めない。

 

 

それはお客さんの仕事だ。

(楽しくはない仕事だけどね)

 

 

我々も助言することはもちろんする。

 

 

しかし、最終的な決定権はお客さんにあるのだ。

 

そこを考えずに我々でこれはどうした方がいいとか、

ずっと考えていても先には進めない。

 

 

アナリストはどのように進んでいくかを考える手伝いをする。

 

 1.どのように実現していくかのストーリーを作るのを手伝う

 

 2.詳細な分析を行う

 

 3.必要な調査をしっかり行う。

 

 

実現するにあたって、どうやって?

の部分を詳細まで調べてくれるのがアナリストだ。

 

 

プログラマがそれを実現する。

 

 1.ストーリーを動くようにプログラムする

 

 2.機能を見積もる

 

 3.技術的な判断をする

 

 

基本的にはどれも大枠は同じである。

 

 

それぞれの役割にあった言い回しになっているだけだ。

 

 

テスターが品質を保証する。

 

 1.ストーリーのテストを作成する

 

 2.ストーリーが期待通りであることを確認する

 

 3.テストのパターン、何を行うかを判断する

 

 

お客さんの要求がきちんと実現されているかを

確認する役割がテスターだ。

 

 

どのような確認を行えば、しっかりと実現できているか、

それを考え、実行する。

 

 

そうしないと実際に稼働したときにボロがたくさん出るからだ。

 

 

ここの確認のところにかかる時間は大きい。

 

 

デザイナーの役割についても触れておこう。

 

 1.魅力的なユーザーエクスペリエンスを実現する

 

使いやすく、魅力的なコンテンツを提供する。

 

言っていることはシンプルだが、やることは多い。

 

 

どのようにしたら本当に魅力的なのかを様々な方法で

考える必要がある。

 

 

最後にマネージャについて。

 

 1.現状について把握し、今後どうなるかを予測する

 

 2.チームの状況をお客さんに伝える

 

 3.チームの障害を取り除く

 

マネージャは、継続的に計画を作成して、

修正していくことが求められる。

 

 

チームの成功のためには、障害をどんなことをしてでも

取り除くことに全力である。

 

 

マネージャは環境を整えるのだ。

 

 

自分がどれにあてはまるのか、

あてはまる役割はあっただろうか?

 

 

チームにどれかの役割を果たす人がいなくても、

誰かが兼任して行えばよい。

 

 

これが役割に人をあてはめるということ。

 

 

情熱があればできるでしょう?

 

 

三日三晩の徹夜も楽しいと思えるようなことを仕事にしよう。

 

 

最後にチームで共有すると良い話題についてシェアしておこう。

この質問をチーム内で話し合ってみて欲しい。

 

 1.自分は何が得意なのか?

 

 2.自分はどうやって貢献するのか?

 

 3.自分が大切に思っている価値観とは?

 

 4.メンバーが自分に対して期待している成果とは?

 

 

ぜひ確認してみて欲しい。

syokunou

池田 光
5月 1, 2013

やる気自動向上化チームの作り方

目標を見つけて、それを一歩下がって客観的に考える。

 

これをチームで行うためには、

自分のみの利益を追求していてはだめだ。

 

 

それぞれのスキルと情熱をもって、

どのようにすれば最大の成果を、価値を届けることができるかを

考えて、考えて、考えぬく必要がある。

 

 

これが、やる気自動向上化チームの場合にはこうなる。

 

例えば、

「Aさんはブログを量産するのが得意だけど、

これまで数々のLPを見てきて、研究しているからLP作成も手伝ってもらおう」

 

「Bさんはひたすらプログラムを組んでいるけれど、

非常に情熱が高いから、その情熱をもって集客にも活かしてもらおう」

 

という会話が成り立つ。

 

 

これは外注化している場合には難しいことだ。

 

なぜなら、その追加の作業に対しても費用が発生するし、

追加で頼むならば、スペシャリストに頼むからである。

 

一人の人にたくさん頼むなんてことは、

その人の作業時間を考えてみても難しい。

 

 

だからこれは燃え上がっている情熱的なチームが

できあがっているときにこそ、行われる会話なのだ。

 

 

やる気自動向上化チームの形成に重要なのは、

 

役割に人を合わせるのではなく、

人に合わせて役割分担を決めるということなのだ。

 

 

 

どうすればチーム形成できるのか、エッセンスを紹介しよう。

 

・自分たちのプロジェクトである、ということを強く意識する。

 

・それぞれの肩書や役割は気にしない。

 結果が出ることを重視する。

 

・自らやる事を探し出し、行動できる人をチームに入れること。

 指示待ち人間はチームにはふさわしくない。

 

 

つまりは、

責任はしっかりと自分たちで持つということ。

(それだけの権限を与えられている前提)

 

 

最良の結果は、やる気自動向上化チームから生み出される。

 

 

やる気がなければ、得られる結果に甘えが混じっている。

 

 

本当はもっとよくできたはずである。

 

 

このくらいでいいかな?という妥協が感じられないほどに

燃え上がって行動するチームにしよう。

 

 

 

 

自分が燃え上がる状況はどのような時だろうか?

 

 

それは、

自らが行ったことに対する成果がしっかりと認められて、

その反応が自分に返ってくるときだろう。

 

 

 

しっかりと働いた分だけ、お給料はあがるし、

決断するだけの権限移譲も行われている状態が必要である。

 

 

 

何か決断するたびに、

誰かの指示を仰がなくてはいけないなんて、

スピード感に欠けるし、やる気を削ぐ原因の1つだ。

 

 

 

情熱をもって、やる気を持って仕事をしよう!

 

 

と口で言うのは簡単だが、実際には難しい。

 

なぜなら、誰もがそのような環境を望んでいないからだ。

 

 

「お弁当に飾りの花を添えるだけの仕事」

 

 

を行って、上司からの命令を黙々とこなしている方が楽、

と感じている人の方が圧倒的に多いのが事実だ。

 

 

もし、今やろうとしていることが、

本当にお客さんにとって価値ある事なのか、

 

 

それがわからない場合に、一瞬でわかる方法がある。

それはお客さんに実際にテストしてもらうことだ。

 

 

簡単にいうと、無料モニターのような形で、

有料で提供するようなものを無料で提供してしまえばいい。

 

 

たったそれだけで、あなたの不安は解消される。

 

 

あなたの不安は、あなたの商品価値の値段分で買えるのだ。

 

 

しかも無料でフィードバックまでもらえて、

商品としての価値は向上する。

 

 

これを続けていけば、

やる気自動向上化チームは確実に成果に自信をもてるようになる。

 

 

自ら行動を行っていこうとするし、

もっとすばらしい価値を提供していこうとする。

 

 

もしそういう風になっていかないのであれば、

かなり深刻である。

早急に改善しなければならない。

 

 

yaruki_team

池田 光
4月 30, 2013

がむしゃらに稼ぐチームの作り方

がむしゃらに稼ぎに向かうとはどういうことか。

まず、がむしゃらに稼ぎに向かう初心者の段階では、

役割分担がはっきりとは分かれていない。

なぜなら、自分の強みもわかっていないし、

何ができるのだろう、何をやるのが向いているのかも分からない。

おそらく、ただひたすらに漠然と、

『稼ぎたい』

という一心だろう。

はじめはこういう強い欲求、向上心を持った仲間を集め、

チームを作ろう。

そういったチームに入ることは、

ある意味、ベンチャー企業に入ったような感覚と同じだ。

自分から率先して、仕事を探してきてはひたすら実行してみる。

どれが効果的かなんてわからない。

ただ、これがおもしろいと思ったからやっている。

みんなでやるのがおもしろいから、これをやっている。

そんなチームをあなたも作るべきだし、

すでにあるならば、そこで死力を尽くすのが最短最速での成功への近道だろう。

そこでは肩書きが(一応)あるかもしれないが、

そんなのは関係ない。

ブランディングをしっかりできるほどの肩書きでもないはずである。

まずは行動してみて、それが自分にあっているかを肌で感じること。

周りの仲間に自分の長所、優れている点を見つけてもらうこと。

そうすることで、自分自身を客観視できない人でも

どういう方向性に進むことが、みんなの役に立つことか、

役に立つということは、対価として報酬をもらえることとなる。

自分ではこの分野でやっていきたいと思っていて、

それを強行するのも良いだろう。

しかし、大抵の場合は、

自分が持っている役立つ知識、経験、スキルを使って、

人助けを行い、

『この人は役立つ人だ』

と認めてもらってから、好きなことをし始めた方がうまくいく。

資金があるからといって、いきなり

夢であったお店をオープンしても、

盛り上げを手伝ってくれる人達が存在しないとうまく回っていかない。

それの前の段階で、多くの人とのパイプ、人脈を形成し、

信頼をしっかりと築きあげて、自分の価値を、存在を、

しっかりと刻み込むことで、次に何かを行う時にも、

その印象が強く残っているため、応援してもらいやすくなる。

もちろん、がむしゃらに稼ぐ

といっても、その人ならではの強みというのはある。

一方で、人間は自分の得意分野にこだわりすぎる傾向もある。

だからこそ、がむしゃらに稼ぐチームでは、

一人一人に細かく役割分担をするということをあえて行わない。

そうすることで、モチベーション重視の行動チームとなる。

それぞれがその瞬間ごとに、これは自分がやった方が良い、やりたい。

そういうことをどんどん、ノンストップで行った方が、

無理に役割分担するよりもうまくいくし、スピードも出るのだ。

形だけの役割、ペーペーの肩書きなんかよりも、

やる気のある初心者の行動の方が良い物ができあがったりする。

そして、

連続的に行動をしつづけることで、

毎週成果をしっかりと出し続けることだ。

役割が決まっていない、ということは、

Aさんがブログを作成して、

Bさんがアクセスを集めて、

Cさんが、セールスレターを作って、

Dさんが、サポートを行う。

というような流れがない。

常に毎週役割を、全員が行っている状態である。

ハッキリというと、これは効率的ではない。

しかし、

大量に稼げていない初心者状態であれば、

そこまで効率を考えても意味がない。

効率の前にまず結果を出すことを考えなければ。

結果が0のものを、いくら効率よくしたところで、数字は0のままだ。

個々の力が弱いため、

縦割り組織にしてしまうと

更に弱弱しくみえてしまうのだ。

それを、全員が一致団結して、

一つの巨大な軍団に見せることで、

可能性はわずかでも上昇する。

毎週成果を全員で意識することで、

意識があがる。

結果がでないのは全員の責任として考えられる。

縦割りの場合、それぞれの役割で、

誰の責任なのか?

ということを考える。

大したアクセスもないのに、

『アクセスが少ないから、Cさんがもっとがんばれ』

などということが発生するのだ。

全員がそれほどまでの力がないのだから、

一つのことを全員で協力して、

結果が出るレベルまで引き上げる必要がある。

時間はかかるが、これは修行なのだ。

『苦労は買ってでもしろ』

全員で行っている意識があれば、

『どうして今週は成果がでていないんだ?

セールスレターの出来が悪いせいなんじゃないの?』

なんて声があがることはない。

(誰か一人のせいにして、自分の能力を高めないようにするようなこと)

がむしゃらに稼ぐチームの特徴をまとめると、


 1.役割を細かく分担しない

 2.毎週成果を出すつもりで継続的に行動する

 3.チームで成果を出すように責任を持つという強い意識

あなたががむしゃらに稼ぐチームをつくるならば

これらをしっかりと意識して、チームの統率を行って欲しい。

これは情熱を絶やさないためにも役立つ指針であるはずだ。

しかし、ここで問題がある。

こんなチーム中々できないよ…

それはもちろん、今まで挑戦したことがないのだから、

当然そう思うだろう。

これ以降は、

そういった問題に役立つエッセンスを紹介していこうと思う。

『最速で結果を出すためにチームで改善できることは何か?』

そう聞かれたらこう答えるだろう。

全員が同じ職場に集まって働くこと

同じ職場に集まって働くことのメリットは多い。

質問があればすぐに答えてもらえる。

セールスレターやHPのデザインなどの修正も、すぐに伝えられる。

意思疎通の問題も減るため、信頼関係も築きやすい。

同じ環境で働くというのは、

これだけ強力なんだ。

では、離れた環境にいる人はどうすればよいか?

インターネットビジネスにおいては、

離れた場所にいるチームも多数存在するはずだ。

むしろそちらの方が多いのではないかと思う。

確かに、同じ場所で作業しているチームの方が有利だ。

しかし、その不利な状況でもできることはある。

例えば、

チーム全員で何かをはじめるときに、メンバー全員が集まれるだけの

旅費を予算として確保すること。

たった数日でも、

一緒にいる期間があれば、

その辺の寄せ集め部隊から、ちょっとした精鋭チームへと変貌を遂げる。

まとまりのある、高いパフォーマンスを発揮できるチームへと成長する。

最初のスタートダッシュ、やる気がある時に、どれだけの行動力を出せるかが肝心だ。

ここはチーム結成時には必ず行っていただきたいポイントである。

最初にこれを行っておけば、あとはSkypeなどのツールを使って、

離れていても会議はできるし、Facebookなどでも連絡はとりあえるし、

普段どのようなことをしているのかもわかる。

がむしゃらに稼ぐチームを結成し、

最短最速で駆け上ってみてはいかがだろうか。

team_kasegu