池田 光
4月 30, 2013

がむしゃらに稼ぐチームの作り方

がむしゃらに稼ぎに向かうとはどういうことか。

まず、がむしゃらに稼ぎに向かう初心者の段階では、

役割分担がはっきりとは分かれていない。

なぜなら、自分の強みもわかっていないし、

何ができるのだろう、何をやるのが向いているのかも分からない。

おそらく、ただひたすらに漠然と、

『稼ぎたい』

という一心だろう。

はじめはこういう強い欲求、向上心を持った仲間を集め、

チームを作ろう。

そういったチームに入ることは、

ある意味、ベンチャー企業に入ったような感覚と同じだ。

自分から率先して、仕事を探してきてはひたすら実行してみる。

どれが効果的かなんてわからない。

ただ、これがおもしろいと思ったからやっている。

みんなでやるのがおもしろいから、これをやっている。

そんなチームをあなたも作るべきだし、

すでにあるならば、そこで死力を尽くすのが最短最速での成功への近道だろう。

そこでは肩書きが(一応)あるかもしれないが、

そんなのは関係ない。

ブランディングをしっかりできるほどの肩書きでもないはずである。

まずは行動してみて、それが自分にあっているかを肌で感じること。

周りの仲間に自分の長所、優れている点を見つけてもらうこと。

そうすることで、自分自身を客観視できない人でも

どういう方向性に進むことが、みんなの役に立つことか、

役に立つということは、対価として報酬をもらえることとなる。

自分ではこの分野でやっていきたいと思っていて、

それを強行するのも良いだろう。

しかし、大抵の場合は、

自分が持っている役立つ知識、経験、スキルを使って、

人助けを行い、

『この人は役立つ人だ』

と認めてもらってから、好きなことをし始めた方がうまくいく。

資金があるからといって、いきなり

夢であったお店をオープンしても、

盛り上げを手伝ってくれる人達が存在しないとうまく回っていかない。

それの前の段階で、多くの人とのパイプ、人脈を形成し、

信頼をしっかりと築きあげて、自分の価値を、存在を、

しっかりと刻み込むことで、次に何かを行う時にも、

その印象が強く残っているため、応援してもらいやすくなる。

もちろん、がむしゃらに稼ぐ

といっても、その人ならではの強みというのはある。

一方で、人間は自分の得意分野にこだわりすぎる傾向もある。

だからこそ、がむしゃらに稼ぐチームでは、

一人一人に細かく役割分担をするということをあえて行わない。

そうすることで、モチベーション重視の行動チームとなる。

それぞれがその瞬間ごとに、これは自分がやった方が良い、やりたい。

そういうことをどんどん、ノンストップで行った方が、

無理に役割分担するよりもうまくいくし、スピードも出るのだ。

形だけの役割、ペーペーの肩書きなんかよりも、

やる気のある初心者の行動の方が良い物ができあがったりする。

そして、

連続的に行動をしつづけることで、

毎週成果をしっかりと出し続けることだ。

役割が決まっていない、ということは、

Aさんがブログを作成して、

Bさんがアクセスを集めて、

Cさんが、セールスレターを作って、

Dさんが、サポートを行う。

というような流れがない。

常に毎週役割を、全員が行っている状態である。

ハッキリというと、これは効率的ではない。

しかし、

大量に稼げていない初心者状態であれば、

そこまで効率を考えても意味がない。

効率の前にまず結果を出すことを考えなければ。

結果が0のものを、いくら効率よくしたところで、数字は0のままだ。

個々の力が弱いため、

縦割り組織にしてしまうと

更に弱弱しくみえてしまうのだ。

それを、全員が一致団結して、

一つの巨大な軍団に見せることで、

可能性はわずかでも上昇する。

毎週成果を全員で意識することで、

意識があがる。

結果がでないのは全員の責任として考えられる。

縦割りの場合、それぞれの役割で、

誰の責任なのか?

ということを考える。

大したアクセスもないのに、

『アクセスが少ないから、Cさんがもっとがんばれ』

などということが発生するのだ。

全員がそれほどまでの力がないのだから、

一つのことを全員で協力して、

結果が出るレベルまで引き上げる必要がある。

時間はかかるが、これは修行なのだ。

『苦労は買ってでもしろ』

全員で行っている意識があれば、

『どうして今週は成果がでていないんだ?

セールスレターの出来が悪いせいなんじゃないの?』

なんて声があがることはない。

(誰か一人のせいにして、自分の能力を高めないようにするようなこと)

がむしゃらに稼ぐチームの特徴をまとめると、


 1.役割を細かく分担しない

 2.毎週成果を出すつもりで継続的に行動する

 3.チームで成果を出すように責任を持つという強い意識

あなたががむしゃらに稼ぐチームをつくるならば

これらをしっかりと意識して、チームの統率を行って欲しい。

これは情熱を絶やさないためにも役立つ指針であるはずだ。

しかし、ここで問題がある。

こんなチーム中々できないよ…

それはもちろん、今まで挑戦したことがないのだから、

当然そう思うだろう。

これ以降は、

そういった問題に役立つエッセンスを紹介していこうと思う。

『最速で結果を出すためにチームで改善できることは何か?』

そう聞かれたらこう答えるだろう。

全員が同じ職場に集まって働くこと

同じ職場に集まって働くことのメリットは多い。

質問があればすぐに答えてもらえる。

セールスレターやHPのデザインなどの修正も、すぐに伝えられる。

意思疎通の問題も減るため、信頼関係も築きやすい。

同じ環境で働くというのは、

これだけ強力なんだ。

では、離れた環境にいる人はどうすればよいか?

インターネットビジネスにおいては、

離れた場所にいるチームも多数存在するはずだ。

むしろそちらの方が多いのではないかと思う。

確かに、同じ場所で作業しているチームの方が有利だ。

しかし、その不利な状況でもできることはある。

例えば、

チーム全員で何かをはじめるときに、メンバー全員が集まれるだけの

旅費を予算として確保すること。

たった数日でも、

一緒にいる期間があれば、

その辺の寄せ集め部隊から、ちょっとした精鋭チームへと変貌を遂げる。

まとまりのある、高いパフォーマンスを発揮できるチームへと成長する。

最初のスタートダッシュ、やる気がある時に、どれだけの行動力を出せるかが肝心だ。

ここはチーム結成時には必ず行っていただきたいポイントである。

最初にこれを行っておけば、あとはSkypeなどのツールを使って、

離れていても会議はできるし、Facebookなどでも連絡はとりあえるし、

普段どのようなことをしているのかもわかる。

がむしゃらに稼ぐチームを結成し、

最短最速で駆け上ってみてはいかがだろうか。

team_kasegu