池田 光
4月 14, 2013

【GAS編】「Google Apps Scriptで自動返信メールが出せる」

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前回のGoogleDrive編(http://0nq.net/pc007)で出てきた、

GAS(Google Apps Script)で、フォーム入力をしてもらった後に、

自動返信メールを出す方法について、お話ししたいと思います。

今回はちょっと難しいかもしれませんので、

じっくり読んでみてください。

→ 動画にしましたので、そちらも見ながら確認してみてください。

それでは、さっそく。

今回の仕組みを交えた全体の流れを紹介しておきます。

■全体の流れ

1.入力フォームを作る

2.入力フォームに合った”トリガー”の作成

3.実際に動作するかテストする

大まかにはこんな感じですね。

1.入力フォームを作る

ドライブ(https://drive.google.com/)から、

【作成】→【フォーム】

と進んでください。

何か案内が出ますが、×で。

タイトルとテーマはお好みで良いです。

僕は「手紙風フォーム」とレターヘッドを選択してみました。

タイトルとテーマを選択したら、

【OK】をクリックします。

「手紙風フォーム」(先ほど決めたタイトル)

と書かれたタイトルが出てきたでしょうか?

その下のフォームの説明に、

「あなたに手紙を送ります。」と記入します。(何でも良いです。)

その下に、「無題の質問」があると思います。

そこを、「メールアドレス」に変更してください。

「無題の質問」⇒「メールアドレス」

次に、「質問の形式」を、”テキスト”へ変更します。

「必須の質問」にチェックをして、”完了”してください。

どんな風になったか確認してみましょう。

【ライブフォームを表示】をクリックすると、

現在の状態が見れます。

良くできてますね。

無料で一瞬でここまでできる…

前の編集画面に戻ってきます。

ここまでで、1は終わりです。

2.入力フォームに合った”トリガー”の作成

引き続き先ほどの画面から、

【回答先を選択する】をクリックし、

【作成】をクリックします。

そうすると、【回答先を選択する】から、

【回答を表示】に変わるので、そこをクリックします。

エクセルみたいな、”スプレッドシート”が開きます。

ここに入力結果が届きます。

画面上部のメニューにある、

【ツール】→【スクリプトエディタ】を選択。

すぐ出てくるダイアログは閉じるでOK.

次は簡単なプログラムを記載するのですが、

以下を参考に名前などを好きに変えてください。

——–ここから———–

function myFunction(e) {

var sender = “池田光@手紙屋さん”

var subject = “池田光の手紙 お申し込み完了通知”;

var userEmail = e.values[1];

MailApp.sendEmail(userEmail,

subject,

“お申し込みありがとうございます。\n” +

“後ほど手紙をお送りいたします。\n\n” +

“どのような手紙が良いか考えていてください。\n\n” +

sender,

{name: sender});

}

——–ここまで———–

入力できたら、

【リソース】

→【トリガー】

→【現在のプロジェクト】

→【OK】

→【トリガーが設定されていません。今すぐ追加するにはここをクリックしてください。】

ここで、「起動時」となっているところを、「フォーム送信時」

に変更します。

そして、【保存】します。

■承認が必要です

と出てきますので、【承認】します。

別画面になるので、【閉じる】

今の画面は、「現在のプロジェクトのトリガー」となっていると思いますので、

そこで、【保存】します。

これで2は完了です。

少し大変だったかも知れませんが、

一回慣れればあとは簡単なのでがんばりましょう!

3.実際に動作するかテストする

それではドライブ(https://drive.google.com/)から、

先ほど作ったスプレッドシートをクリックしてください。

画面上部の、

【フォーム】→【ライブフォームを開く】

これで先ほど作成したフォームが開きます。

メールアドレスの欄があると思いますので、

ご自分のアドレスを入力し、送信してみてください。

回答を記録しました。

となり、先ほど設定した”トリガー”が動作し、

メールが届いたのではないでしょうか?

以上で3は完了です。

これで1,2,3が完了しました。

お疲れ様でした!

少し大変だったかもしれませんが、

簡単なフォームならこれで好きに作れるので、マスターしてみてください。

これをご自分のホームページなどに埋め込むこともできるので、

アンケートを取りたい、その結果を自動集計してくれないかな?

なんてときにも、今回覚えたことを使えばできますね。

次回はそれをやりましょう。

それはすごく簡単なのですぐに使えますよ。

では、次回は、

「アンケートフォームを外部サイトに埋め込んで自動集計で楽をする!」

をお話します。

お楽しみに。

pc008

 

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